TEE "Rheinpfeil"の隣にいる機関車は、ベルギー国鉄(SNCB)のSerie 18である。実車同様SNCFのCC40100形と同時リリースとなる。この機関車は、TEE "Etoile du Nord"向けPBA客車牽引のために用意された。PBA客車は、その頭文字からもわかるようにParis-Bruessel-Amsterdamを結ぶ列車である。昨年のメッセ終了直後にフランスかベルギーの鉄道模型誌のウエブサイトでリークされた経緯がある。そのため、一部では噂はあったもののメルクリン/TRIXからこの列車が公式発表された時は、それでも驚きを隠せなかった。何故ならPBA客車はフルスケールで最長294mmにもなる。しかもR=360通過可能と言うのである。フルスケールは、フランス/ベルギー双方のたっての願いであったようである。ドイツでは、フルスケールよりもしっかりR=360通過することが大切なファクターである。どちらにウエイトを置くかはその国で事情は違う。さて、PBA客車であるが、R=360は曲がれるものの、同曲線上では架線柱や信号に内輪差や外輪差でぶつかってしまうようである。購入される方は注意が必要である。メルクリンとTRIXではセットは車体番号は同じ。単品ではメルクリンが区分室車、TRIXでは開放室車がリリースされるため、もちろん車体番号も異なる。
SNCF/SNCB両機関車はメルクリン得意の全金属製である。他社からも同形機は出ているが、耐久性や重量感などはメルクリン/TRIXにアドバンテージがあるであろう。